ヨドバシの通販の評価がアマゾンを超える!!

ヨドバシカメラの通販部門である「ヨドバシ.com」がネット通販最大手であるアマゾンと比べ消費者から大きな評価を得ています。

2015年7月29日、顧客満足度指数を調査したところ、ヨドバシカメラがその他の通販ネットサイトを大きく離し顧客満足度1位を獲得しました。

最大手でいわば独占状態のアマゾンより、顧客満足度という評価でアマゾンを超えたヨドバシカメラのその理由を比較してみた。

※ヨドバシ・アマゾン・楽天の3社で比較

 

1.商品価格

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商品価格の比較からしてみましょう。

社名にもなっている家電の「カメラ」と売上数が多く比較的安価な「飲料」を比較します。

どちらも本体価格ではアマゾンが安いことが分かります。

2.ポイントの還元率

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Amazonは商品によっては20%の還元があるが商品ごとに還元率が異なるため自分が欲しい商品にいくらポイントが付与される。

楽天は全商品1%の還元がある。

ヨドバシカメラは現金支払い時3~10%の還元率、また通常の還元率にさらにプラス1%程度付与できるゴールドポイントカードプラスというクレジット機能付きのカードもある。

ポイント還元率で言えばヨドバシが、アマゾン・楽天を超え評価出来るといえよう。

 

3.カードの特典

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3サイトともに通常の年会費は無料。

ヨドバシ・楽天が1%の還元率に対し、アマゾンは1.5~2%の還元率になる。

これを見る限りアマゾンが優位に見えます。

しかしアマゾンのカードは年会費無料であるが、「毎年1回以上アマゾンを利用」という条件がつきます。

またカード利用時に貯まったポイントはギフト券にしか交換できないという条件がつく。

 

4.配送費用

 

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ヨドバシはすべての配送方法が無料。

アマゾンは基本通常便は無料だが、日時指定・即日便を利用しようとするとプライム会員になる必要(年間3900円)があります。

楽天は店により異なることが多く、安価な商品は有料で高い商品は無料のところが多い。

 

※アマゾンのゴールドカードはマイ・ペイすリボ払いにしておくと年会費が半額になるのとアマゾンプライム会員の年会費3900円が含まれている。

年会費10800円でマイ・ペイすリボ払いにして半額の5400円、更にプライム会員の3900円も付くので5400円-3900円=1500円。

さらにWEB明細書サービスに登録しておけば1000円引きになるので、1500円-1000円=実質500円でポイントが高還元率のゴールドカードを使え、さらに日時指定・即日便も利用可能です。

アマゾンをよく利用するなら、ゴールドカードを作成してアマゾンを利用するのがお得。

しかしそのような一部のヘビーユーザーを除いた場合はヨドバシに軍配が上がる。

※ちなみにマイ・ペイすリボ払いとは、基本リボ払いのサービスだが金利手数料をかけずに1回払い(一括払い)と同じ使い方もできます。

 

5.実際の負担額

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全てを考慮してもヨドバシ・楽天はアマゾンと比べて若干高い。

しかしポイント還元や配送料を考えると負担額は3者ともあまり変わらないのが現状である。

 

顧客満足度でヨドバシが1位に選ばれる理由

このように価格を比較してもアマゾン・楽天よりヨドバシの方がいいといった明確な理由はない。

付け加えて言うならヨドバシはは在庫取り寄せなどが多く、品揃えがあまり強くないのが現状だ。

 

各社の特徴としては「ヨドバシは配送」、アマゾンは「安さ」、楽天は「品揃え」と言われているがなぜそれでも顧客満足度でアマゾンや楽天の評価をヨドバシが超えているのだろうか?

ある会社がネット通販利用ユーザー実施した「買い物するときに重視することは?」というアンケートでは「価格の許容性」64.7%よりも「サイトの信頼性」66.4%を重要視する人が多い結果になっている。

アマゾンはプライム会員が始まったことにより、ネットでは「通常便が届くのが明らかになった」などの声があったり、また楽天は「悪質な店舗が存在する」などの声も上がっている。

これに対しヨドバシは一部地域では注文してから商品着まで6時間以内に届くことも可能だ。こうした「配送」を魅力に感じているユーザーが多いのが現状である。

 

こうしたお客様の要望に常に応えたサービスをしてきたヨドバシに好感を持っている消費者が増加しており、2014年の顧客満足度の調査では同率1位だったアマゾン・オルビスの評価を超え2015年は単独1位になった。

ヨドバシは現在弱点となっている取扱い商品の少なさの改善に力を入れており、克服できればネット通販で1位を取れる日も来るかもしれない。

 

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